追想2

かずこねえちゃんとお風呂に入った
その時おねえちゃんはまだ独身で20歳だった
お風呂に一歩入ったとたん、おねえちゃんの光り輝く肌を見て、たじろいでしまった。
桃のようなバストに目が眩んでしまった。
私はもしかしたら自分は少年ではないかとその時思った。
で、少年であることを悟られないようにしないと!と慌てた。
私は挙動不審になってしまったので、かずこねえちゃんから、「きゃー、あんまりみるとはずかしやん」といわれてしまった。
かずこねええちゃんは魔法のようにタオルにきめ細かな泡をいっぱい立てて、とてもいい匂いの中で身体を洗ってくれた。
あの泡の気持ちよさをずっと思い出す。

女性というのはこんなに気持ちにいい泡で身体を洗っているのだ とはじめて知った。

で、私は今でも中性なのかなんなのか??、なんだか中途半端なままだ。
でもかわいいおばあちゃんになりたい
エレキギターの弾けるおばあちゃんになりたい。